アメリカ大会結果報告

Ryoo

2009年11月11日 22:04

色んな感情がない交ぜになって整理するのに時間がかかりました。

結果から言うと今回は勝負しに行って完敗でした。

大会までの一週間、納品のお仕事を作らないで、帰宅してからはひたすら練習。
一年前から作品制作はかなり大会を意識していました。

枚数だけ言うとこの一ヶ月間に1000枚以上はA4紙を練習に使ったと思います。
今まで毎年ぎりぎりまで仕事をしての出発で、現地に着いた時点でまずは疲労との戦いから始めねばなりませんでした。今回はそんなことは全くなく、

加えて事前にに持ち込み作品のアイディアが湧き、一ヶ月かけて形にして出品もできました。」
万全の態勢で臨み、歯が立たなかった形です。

今回の重大な反省点は、「勝ちたい」という気持ちが先行しすぎて自分の本当にやりたい表現というのが見出せなかったことだと思います。

一番の得意道具なはずのソフトパステルも大会の空気に呑まれてかまったく使えませんでした。


アーティストになりきれなかった自分自身に負けました。

こんな状態で世界レベルの猛者たちに渡り合うつもりだったのかと考えると恥ずかしい気持ちでたまらなくなります。

来年はエンターテイメントの本場ラスベガスで大会が開催されます。
利便性もよく世界中からより多くのアーティストが参加してくるでしょう。
大変魅力のある次回。
ですがこのままではとても参加はできません。
これからの一年、アーティストとしての自分を磨き直す期間になりそうです。
まずはやはり作品制作。これからはどこに出しても恥ずかしくないような自分の作品をこのブログで連発できればと思います。

見てくださる皆さんがいることは最大の励みです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

画像は感動の大会受賞式が終了した中、スケッチを続ける受賞ならなかった一人のアーティスト。今回一番泣けたショットです。